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客家語についての話題は台湾語MLで!


客家語教室へのおさそい


 ダイナミックに民主化を進める台湾を目の当たりにして日本ではじわじわと台湾への関心が盛り上がっています。日本と台湾は経済的に密接なだけでなく、近代化を共に歩んだため文化的に非常に親しく、現在でも人的、文化的交流が盛んです。ところがアンバランスなことに日本では戦後さまざまな事情から台湾に対する理解がほとんど失われてしまいました。一方、台湾での日本理解、日本に対する期待も急速に失われつつあります。台湾理解の増進、あるいは台湾の人びとに日本を伝える努力をする余地があることに気付かされます。

 台湾を理解し、台湾の人と心の交流を行うためには、台湾の人びとが大切にしている台湾本土の歴史・文化を理解し認めようという姿勢が大切です。多民族国家である台湾にはホーロー人*、客家(ハッカ)人、原住諸民族および戦後の中国系移民が生活しています。近年、それまで抑えられていた言語の重要性が認識されるようになり、こういった動きを心に留める必要があります。日本でも、すでにホーロー語(いわゆる台湾語)を学ぼうという動きがあり、教材も出版され、その学習はもはや難しいことではありません。

 こういう状況にあって私たちは台湾第二の話者人口(13.2%**)を持つ客家語に注目します。これだけ多くの人口がいて、日常生活がすべて客家語という地域もあり、台湾では客家人でなくとも多少の客家語が理解できることが普通です。たとえば、台湾のシリコンバレー、ビジネスの拠点として有名な新竹郊外でも、客家語が日常的に用いられています。文化についていえば梅干扣肉などの客家料理が日本でも広く知られています。

 ところが日本で客家語を学ぶのは、現状では極めて困難です。国内では戦前の辞書か発音や語法の異なる中国域内の客家語の教材しか出版されておらず***、語学教室もありません。客家の人と友達になっても表記法まで教えてくれる人にはなかなか巡り逢えません。

  私たちは、2001年10月より、日本人へのホーロー語教授経験がある客家人講師を招き、本国台湾で出版された教材を日本人向けに精選して、客家語教室を開いています。2006年3月現在17期目を開講しています。台湾に興味のある日本の方、客家語を学ぶ必要を感じている在日客家人子弟を始め台湾の方、台湾研究者、ライター、さらには客家人と取引のあるビジネスマンの方々のご参加をお待ちしております。


概要:
◎講師:梁蘊嫻 (Liòng Jun-Hièn) 先生(花蓮出身)
◎教材:樋口靖著『台湾語会話 第二版』を客家語に翻訳して使用。プリント配布。(過去には彭徳修『大家来学客話』、宝島客家電台『一日一句客家話』、台北県政府『客語読本』などを使用)
◎時間:土曜日の昼12:15〜13:45
◎地点:都区内で新規会場を調整中
◎会費:一学期、1万円。
◎申込み:随時受付。見学無料。
(希望者はお問合せください)
◎最少開講人数:6名


客家語教室連絡先:
◎幹事:多田恵、穂積宇理、A.マクドナルド、田中智子
◎email:
クリックするとメール作成画面になります

◎電話/FAX:042-584-9353、080-5489-9828(多田)
◎ホームページ:



報道:『台生報(2001/8/25)』
『客台語専刊(2001/9)』ローマ字版 / 漢字版
『台北週報2001/9/13
オールアバウト台湾
台湾資料センターHP

LINK 台大客家社(台湾大学。オンライン漢字音辞典あり)


* ホーロー人(Ho-lo. 客家語では、Hok-lo.)とは、台湾人口の74.5%**を占める民族 で、 日本時代は「福建人」、中国語文献においては「閩南人」として知られている。こ れら の呼称は片や不正確(たとえば福建省の省都はホーロー人地域ではない)、片や華 夷思想に基づく蔑称であるという批判があり、ここではホーローという自称を用い た。 なお漢字表記には福佬/鶴佬/河佬/河洛などがあるが、その文字遣いが 民族の尊厳に関わるとして議論がある。
** 酒井亨,2001,『台湾入門』,日中出版, p.27.
*** 台湾総督府,1932,『広東語辞典』(1987年、国書刊行会より復刻出版。日本時代 は 客家語のことを「広東語」と呼んでいた)及び、温戴奎,1999,『客家語会話練習 帳』,大 学書林。

2001/8/8設置(最終更新:2006/7/19)